大阪地裁での判決に思う
本日大阪地裁で自分の娘を殺害した母親が無罪になるという判決が出ました。
娘さんは当時28歳で難病で知的障害を抱えていたとのこと。
母親は娘の介護から重度のうつ病となり、犯行当時は心神喪失状態で刑事責任能力はなかった!!と、田口裁判長は述べました。
母親は昨年10月に自宅の浴槽で娘を静めて殺害し、その後自分も池に入水自殺を図ったところを取り押さえられていました。
争点は「責任能力の有無や程度」でしたが、裁判では無罪としました。
入水自殺を図ることから事理弁識能力はあったと思われるのですが、私ごときがいろいろと言う問題でもございません。
障害者の介護に疲れ果てて重度のうつ病になった方にまで、懲役を求刑するのもかわいそうな気が致しますので・・。