博多発百代の過客

身の回りに起こる関心あることを書いていきます。

労働法の厳罰化のみが労働者を救う!!

牛丼チェーンのすき家を経営するゼンショーホールディングスの呆れ返る労働環境の実態が明らかになりました。


24時間勤務が当たり前だったり、アルバイトを含めて月に500時間も働かせることなどが恒常化していたという。


まさに地獄の職場と言うぐらい悲惨な状況。


それもこれもいかなる理由をこじつけても、経営者が利益を得るためだ。


確かに利益を確保するために商売をするのだが、そのために従業員をボロ雑巾のようにこき使うことが許されて良いわけがない。


これは労働法違反と言うよりも脅迫罪にも匹敵する内容にも等しい。


経営者が従業員の足元を見て不当に残業をさせることなど違法であるにもかかわらず、労働基準法はそれに対する罰則が曖昧であり、実に軽い。


時間はお金なのだ。


その金にも等しい時間をたかが経営者が奪うことなど許されるはずもない。


パワハラの極致ですらあるし、刑法の強盗罪にも等しいぐらいの罰則規定があってしかるべきだと思う。


雇われる側の弱い立場を良いことにとんでもないことをさせる経営者など、向こう10年所得税率を3倍にするだとか、私有財産の半分を没収するだとか、執行猶予なしで懲役刑にするだとかしないと本当にブラック企業が蔓延する。