バリを食べたか～！！

アイゴのことを博多ではバリと言う。

アイゴの幼魚のことをバンチャゴと言う。

バンチャゴでも、毒だけは一丁前にあるので要注意の魚だ。

釣り味は同じ大きさであれば、メタ～チヌの倍は引くとも言われている。

間違いなく引きの強い魚ですが、嫌う方も少なくない。

味に関しては賛否両論あるが、私はとても美味しい魚だと思う。

コイツが釣れたらタモですくって、足で踏んずけて、背びれや胸鰭・尻ビレを万能バサミで速攻切り落とし、お腹を裂いて内蔵を取り出すことが肝心。

気をつけるのは苦玉と呼ばれるパーツを潰さないこと。

これを潰すと、バリの身が台無しになる！！

後はビニール袋に入れて、氷がバッチリ入ったクーラーボックスに入れるだけ。

これまでの作業を怠ると美味しいバリは食べれない。

刺身は皮付きのものも、普通どおり皮引きしたものも旨い。

お煮付けは唐辛子をやや大目に入れると絶品。

バンチャゴは素揚げで塩こしょうをパラパラとかけると、

これまた最高！！

バリが食べたいが、その前に釣りに行かねばならない。

魚屋の店頭に並ぶことはまずない魚。

自分で釣るしかない。